建築法と災害年表
日本の建築に関する法令は、大火や地震等の災害の発生や、事件・事故により改正され続けています。
19世紀までの日本は大火の被害が甚大であり、江戸~明治の都市化計画は防火施策を要として進められてきました。その一方、日本は地震大国でもあり、大きな地震による建物倒壊被害にも何度も見舞われています。1891年の濃尾地震以降は耐震構造に着目した法令が制定され、1950年(昭和25年)には、現在の基準となっている建築基準法が施行されました。その後、大きな地震が来るたびに改正され、強化され、現在に至っています。 ★建築に関する法令や時代背景等の詳細はコラムでもご紹介しています。