【地震への備え ③避難生活に備える(持ち出し品の備え編)】

前回の「家庭内備蓄編」では、「避難生活を送るための備蓄用品」を中心にご紹介しました。

今回は、避難時に「一時避難袋」に入れておくべきものを考えたいと思います。


「一時避難袋」には、

■避難所への移動途中の安全の確保
■落ち着くまでの一定時間、そこで過ごすために必要なもの

が入っていれば大丈夫です。

 

避難所で数日過ごすことも想定し、

①ないと困るものを、

1人ずつ

③両手があくリュックサックなどに入れて、

④すぐ取り出せるところに置いておきましょう。

 

また、一時避難袋は持ち運べなければ意味がないので、持ち出し品には優先順位をつけて、持って行動できる量にしておくことが大切です。

 

安全に移動するために、ヘルメットや防塵のためのマスク、軍手などは身に付けていくとして、バックに入れるものは下記リストもご参考ください。

 

【絶対に必要なもの】
□避難袋(できれば防水の方がよい)
□簡単な食べ物・飲み物(避難所からすぐに帰れるようならお弁当などでもよい)

【避難所で少しでも快適に過ごすためのもの】
□マットなど床に敷くもの
□眠るための耳栓・アイマスクなど
□タオル
□マスクの替え
□着替え
□モバイルバッテリー
□ラジオなど情報収集できるもの(スマホで代用可) +イヤホン
□簡易トイレ

【季節や必要に応じてあったら良いもの】
□貴重品を持ち運ぶためのポシェットやウエストポーチ等
□頭痛・腹痛などに対応した常備薬
□手指用アルコール消毒
□バスタオル(スイムタオルがあると着替えなどしやすいです。)
□ストール・カイロなどの防寒具
□スリッパ
□生理用品
□トイレットペーパー
□メガネ
□身体を拭けるシート
□チョコレート等のちょっとしたおやつ

 

上記はあくまで一例なので、ご自身の環境に合わせて必要だと思うものを吟味し、備えておきましょう。

ただ、準備はしていても、災害はいつどこで起こるか分かりません。


どこで被災しても誰かと連絡が取れるよう、普段から携帯電話やスマホなど最小限のものはいつでも持ち歩くようにしておくとよいと思います。

 

 


2021年07月15日